システム開発で重要!データベースの概念とSQLについて

プログラミングをする際に、どういったものを作るかによって、データベースが必要になる事があり、システムを作成した時にデータベースを活用しながら処理を行うようになります。

プログラムを作成するのと同時に、データベースも作成していかなければならず、多くのデータを扱うシステムを作るなら、データベースの知識も必要です。

データベースを作成するときは、データベース管理システムを活用しなければならず、実際にプログラミングで使用するならMySQLなどのシステムがあります。

プログラミングを始める人で、データベースを活用したプログラムを作るなら、リレーショナルデータベース(関係データベース)を学習すれば、データベースの仕組みが理解できます。

関係データベースは、テーブル同士が関連し合う仕組みになっていて、正規化によって情報が整理しやすくなり、操作することで、データの更新や操作ができるようになります。

テーブル(表)を作成し、データ操作の中心となる主キーを設定し、別の表を関連付けるために、外部キーを設定することで、異なる表を使って組み合わせた結果を出力することもできます。

表の構成は、データを見やすくするための属性(列)と各データが1つずつまとまった組(行)によってつくられ、特定のデータが一目でわかるように主キーを設定します。

この表を作成する際は、SQLというデータベースのためのプログラミング言語を使用し、データベースの作成・操作・制御をしていきます。

データベースを操作する際は専用の管理システムを用意し、システム内で表を作成して、プログラムからデータベースが操作できるようにします。

SQLをはじめとするデータベース言語には、データの検索や更新などに使うデータ操作言語、データ構造を作成するためのデータ定義言語、使用するユーザーを管理するデータ制御言語に分けられます。

データ制御言語は実際に使用する人が決まっている場合に使用すればいいので、プログラミングを学習する場合は、主にデータ操作言語とデータ定義言語を中心に学習すればいいのです。

使用するデータベースを作成するには、データ定義言語を使用し、SQLを使用して作成する場合は、CREATEから始まる文を使って表を作成します。

CREATE文では、作成する表の名前を決め、その次にデータを扱う属性を各自決めていき、データの型を設定し、主キーを設定すれば、表が出来上がります。

作成した表に、データを追加・更新・削除・検索をする場合は、データ操作言語を使用し、必要に応じでデータの操作をしていきます。

データを追加するにはINSERT、更新するにはUPDATE、削除するにはDELETE、検索するにはSELECTから始まる文で操作します。

特にSELECTはプログラムからの操作で重要になり、操作する表または列を決めて、検索するデータの条件を記述すれば、条件に合ったデータのみが出力されます。