オブジェクト指向とは、プログラミングにおいて、オブジェクト同士の相互作用として、システムの振る舞いに注目して設計をする考え方で、システム開発ではよく取り入れられています。
オブジェクト指向は一般的で強力な記述能力を持ち、複雑なプログラムの構造などではこの考え方は最適で、より分かりやすくするために必須な考え方だといわれています。
オブジェクト指向が提唱される前は、データ構造に着目した構造化技法があり、実行の流れを決められた制御構造の組み合わせでつくる構造化プログラミングが行われてきました。
そのプログラミングのやり方を変えるために、オブジェクト指向が考えられ、カプセル化とポリモーフィズムの概念でシステム開発をしやすくしました。
カプセル化(情報隠ぺい)とは、オブジェクトの振る舞いやデータなどを隠ぺいする手法で、これによりデータの処理がしやすくなっています。
ポリモーフィズム(多態性)とは、オブジェクトへの操作が呼び出し側ではなく、受け手のオブジェクトによって決まるもので、クラスベースでは派生クラスの複数分岐として多態性が実現されます。
オブジェクト指向の方式としては、クラスベースの言語とプロトタイプベースの言語とでは、方式が異なり、インスタンスの生成に違いがあります。
クラスベースのオブジェクト指向では、クラスを定義して、それをもとにインスタンスを生成するので、継承ベースとよばれています。
プロトタイプベースのオブジェクト指向では、既存のインスタンスをもとに新しいインスタンスを生成するので、インスタンスベースとも呼ばれています。
オブジェクト指向ができる言語として、C++・Java・C#・Visual Basic・JavaScriptなどがあり、JavaScriptがプロトタイプベースで、それ以外はクラスベースとなっています。
オブジェクト指向言語は、1962年にSimulaという言語が開発されたことから始まり、1979年にはC言語を拡張したC++が公開され、1983年にはObjective-Cが公開されました。
その他の言語では、1995年にJavaが開発され、同年にJavaScriptも開発され、2000年にはPHPやC#が開発され、その後もオブジェクト指向の言語が開発されています。
オブジェクト指向によるモデリングも考えられており、それに基づいた設計ができるようにと、UML(統一モデリング言語)が考えられました。
1996年にUMLの考え方が確立され、その後は修正されてUML2.0というバージョンになり、クラス図など13種類の図がUMLに指定されています。
UMLでは図の数が多いので、肥大化といわれており、批判されることがありますが、実際に使用すると思われるものを使用して設計していくことが、開発のしやすさにつながります。
クラスなどの構造を示すときにはクラス図などの構造図、システムの動作に関することを示す際はユースケース図などの振る舞い図、その中でもメッセージを中心に表すならシーケンス図などの相互作用図を使用します。
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