プログラミング言語には、簡単で分かりやすい言語があれば、様々な用語が出てきて難しい言語もあり、そのタイプは言語によって様々あります。
今回のVisual Basicは前者にあたり、初心者でも学習しやすい構文になっており、Visual Studioを使用することで、簡単にアプリケーションを作成することができます。
Visual Basicは1990年代にマイクロソフトが開発したもので、それ以前に使用されてきたBASICをもとにつくられ、現在はVisual Basic.NET(VB.NET)として公開されています。
元祖となったBASICは、初心者向けのプログラミング言語として開発された経緯があり、Visual Basicもその流れをくんで、初心者向けの言語として使用されています。
まずはBASICをもとに、マイクロソフトがQuickBASICが開発され、それを拡張するようにVisual Basicが開発されました。
初心者向けの学習用プログラミング言語という印象がありましたが、実際はビジネスシーンでも使用されることがあり、幅広い用途で使用されています。
Windowsで使用するアプリケーションを開発する際は、C言語やC++が使用されてきましたが、Visual BasicやC#を使って開発されるようになり、開発の幅が広がりました。
言語の仕様は、影響を受けたBASICに構造化プログラミングの機能が追加されており、オブジェクト指向に近い概念も取り入れられ、開発の多様性も向上しています。
後継のVB.NETになってからは、.NETによる開発ができるようになり、Visual Studioを使用して様々なアプリケーションを作成することができるようになりました。
2001年から現在の仕様になり、その後は何度か仕様の変更はありましたが、,NETの活用により様々なシーンで使用されています。
VB.NETになってからは、オブジェクト指向の機能が追加され、Visual C#やVisual C++との連携もできるようになり、Windows用のアプリの開発で現在でもサポートされています。
この言語のサポートはマイクロソフトが行っており、仕様の変更などはすべて同社が行い、数年ごとに新バージョンが公開されます。
アプリケーションを作成するときは、フォームの設計が簡単に行うことができ、Visual Studioにおいてメッセージボックスの出力や入力した値の適切な処理が容易に行えます。
プログラムは、フォーム上に設置したボタンなどに実装することができ、簡単な構文でテキストボックスなどに入力した値の処理を記述し、実際にボタンを押したときに実装できるようになっています。
Webアプリケーションやモバイル用のアプリケーションも作成することができ、簡単な構文でプログラミングができるので、これらのアプリも簡単にできます。
興味のある人はVisual Studioをインストールすることから始める必要があり、初めてのプログラミングはVB.NETがおすすめです。