ネット上で動くアプリを作るなら!Webプログラミングの考え方

情報システムの中には、様々な環境で機能するシステムがあり、どの環境で使用するかによって、使用されるプログラミング言語が決まってきます。

インターネットを通じて使用されるシステムを開発するなら、Webに関する知識が必要になり、Webシステム開発のための学習が大事になります。

インターネットは、ブラウザを通じてホームページを見ることが主な目的になり、まずはホームページが作成できるようになる事が前提になります。

ホームページの作成はHTMLというマークアップ言語の知識が必要で、それを見やすいようにデザインするにはCSSの知識も必要です。

HTML・CSSを使用するだけならWebデザイナーやWebクリエイターと呼ばれますが、それにプログラミングができればWebプログラマーやWebエンジニアなどと呼ばれます。

Webプログラミングでは、サーバーサイドで動かすか、ブラウザ上で動かすかによって、使用される言語が異なり、単に動きのあるものなら後者の学習がメインになるでしょう。

ブラウザ上で動く仕組みを作成するなら、JavaScriptなどの言語を使用することになり、ホームページが動的に変化できるようになります。

ホームページ作成の仕事をしている人なら、依頼者から動きのあるものを依頼されたら、JavaScriptの知識が必要になるでしょう。

JavaScriptは関数を使用する機会が多くなり、これをうまく活用するならjQueryなどのライブラリーも使用することができ、さらにプログラミングの知識が理解できます。

サーバーサイドで動かすWebシステムなら、Webサーバー内に大量のデータを保存しておき、ユーザーが見られるようにプログラムを作成しないといけません。

サーバーサイドの言語ならPHPなどの言語があり、これらの言語を生かしてプログラムを作成し、サーバー上で動かせるようにします。

PHPなどはデータベースとの関連性が深く、大量のデータを活用する際にはPHPなどの知識が理解できないと、Webシステムがつくれません。

言語の知識のほかに、Flashなどのソフトウェアの活用や、サーバーを使用するならネットワークやセキュリティなどの知識が必要になります。

大規模なシステムを使用するなら、サーバーサイドで動く仕組みとブラウザ上で動く仕組みの双方を作成していかなければならず、Webプログラミングを総合的に学習しなければなりません。

開発環境が重要になり、サーバーサイドのプログラミングなら、CGIやJavaサーブレット、.NETなどのことも理解し、それぞれに合った言語で開発します。

CGIなどはフレームワークというもので、実際にシステムを開発・稼働させていくために必要になり、Webプログラミングでは重要になります。

ブラウザはHTMLなどで作成した文書を見るためにあるもので、サーバーサイドの言語で作成したものはそのままで見ることは難しく、事前の設定が必要になります。